省エネ住宅を建てるときにまず考えなければいけないことは何でしょうか?
と、その前に・・・
省エネ住宅ってそもそも何?
一言で言ってしまうと、断熱、気密性能の高い住宅ということになると思います。
ただし、 快適で省エネな住宅を建てるときに真っ先に考えなければいけないことは、断熱、気密性能ではなくて、その住宅を建てる場所(敷地)です。 そして、その敷地の条件に合った住宅の配置や窓の位置を考えることです。
この事をおろそかにして、断熱気密性能を追求しても快適な住宅にはなりません。 快適性や、省エネ性には、隣家の視線であったり、風の通り道、太陽光の取入れ・遮り方など実に様々な要件が重なります。
そういったことの大部分は、住宅の配置計画や建物の窓の取り方、動線計画などに左右されます。
ですから、住み心地のよい住宅を建てようと思うなら、そう言った基本プランをおろそかにしてはいけません。その部分を満足してこそ、次のステップがあるのです。
次に考えるのは、そこに住む人です。 家族構成や、ライフスタイルといったものを考えなければ、これまた快適な住まいにならなくなってしまいます。
新しい家族でこれから家族構成が増えていく時期に建てる住宅と、子供が巣立って二人で愉しく快適に住まいたいときの住宅のプランは全く違います。
ですから、「場所」の次に考えるのが「住まう人」です。
そして、その次に考えるのが建物の性能にかかわる断熱・気密性能です。
以前は、「木造は隙間が無いと木材が呼吸できなくて早くダメになっちゃう。」などと言ったことを真剣に話す大工さんがほとんどでした。 さすがに、ここ数年ではそういうことを言う大工さんも減っては来ましたが、断熱・気密に関しては、今まで施工したことがないことを要求されますので、勉強不足の為、間違った施工になってしまっている現場があることも事実です。
勉強熱心な大工さんであれば「住宅省エネルギー技術 施工技術者講習会」などに参加して、納まりを勉強して現場施工することもあるでしょうが、実際にはその数は非常に少ないのが現実です。
この部分は、後から変更を加えることが難しい部分となりますので、きちんとした施工をできる業者を選ぶことができれば、それだけでその住宅建築は大部分成功したといえるでしょう。
さらに、その家族に適した給湯器や冷暖房システムの選定をして、余裕があれば太陽光発電などの再生可能エネルギーを検討されると良いと思います。
この地域では、あまり例がありませんが、パッシブなどの設計手法を使った住宅も省エネ住宅と言えると思います。
弊社では、命を守る為に「地震に強い」
元気の為に「快適な住まい」
地球・住人の為に「省エネ住宅」を目指しています。
沼津・三島・伊豆の国市等の県東部にお住いの皆様、株式会社クラフトの「地震に強い快適な省エネ住宅」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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